図解
※記事などの内容は2019年1月24日掲載時のものです
24日午後3時ごろ、富山市の県警富山西署池多駐在所で、勤務中の山本宏樹巡査部長(30)が刃物などを持った男に襲われた。頭などを負傷したが軽傷という。同巡査部長が男を取り押さえ、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。
県警によると、逮捕されたのは富山大生の前田将輝容疑者(22)=同市五福=。容疑を認めているという。
逮捕容疑は同日午後3時ごろ、同駐在所内で山本巡査部長に襲い掛かり、ハンマーで頭部を殴った上、ナイフで顔面などを切り付けた疑い。殺害する目的だったとみられるが、制圧され目的を遂げなかった。
前田容疑者は拾得物を届けに来たと装い駐在所に侵入、応対した山本巡査部長をいきなり襲撃したとみられる。2人がもみ合いになっているところに男性が通り掛かり、110番。巡査部長は病院に搬送されたが2週間のけがと診断された。前田容疑者も右手に軽傷を負い、治療を受けた。
現場はJR富山駅から南西に約8キロの田畑の中に住宅が点在する地域。池多駐在所は警察官1人体制で、山本巡査部長は昨年3月から勤務していた。住居も兼ね、家族と居住していたが、事件時は不在だった。
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