図解
※記事などの内容は2019年1月31日掲載時のものです
東京都葛飾区の女子大学生(19)が昨年11月から行方不明になっている事件で、この女子大学生とみられる遺体の一部が茨城県神栖市内の畑で発見されたことが31日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査1課は同日、事情を聴いていた同市深芝南、無職広瀬晃一容疑者(35)を死体遺棄容疑で逮捕した。
調べに対し、「(インターネットの)掲示板で知り合った女性に騒がれ、殺してしまった。遺体は埋めた」と供述しているという。同課は今後、殺人容疑も視野に調べを進める。
捜査関係者などによると、女子大学生は都内にある薬科大学の1年生。昨年11月20日午前の授業に出席したのを最後に欠席が続いていた。同日には、足立区のJR常磐線綾瀬駅から千葉県を経由して茨城県鹿嶋市のJR鹿島神宮駅まで乗車しているのが確認された。
捜査1課は女子大学生と最後に接触したとみられる広瀬容疑者を聴取。当初は「自宅前で会ったが別れた」と説明していたが、その後「家の中に入れて話をした」などと供述が変遷していた。30日夕方に遺体を埋めたことを認め、31日午前1時半ごろ、供述に基づき畑の土の中から頭部が発見された。腐敗が進んでおり、同課は女子大学生とみて身元の最終確認を急いでいる。
逮捕容疑は昨年11月20日ごろ、神栖市須田の畑の土の中に性別不明の遺体を遺棄した疑い。
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