図解

【図解・社会】川崎の襲撃現場と児童の通学路(2019年5月)

川崎の襲撃現場と児童の通学路

多数の襲撃、当初から念頭か=児童と同じ道で現場へ-川崎襲撃

※記事などの内容は2019年5月31日掲載時のものです

 川崎市多摩区でスクールバスを待っていた私立カリタス小学校の児童らが殺傷された事件で、直後に自殺した職業不詳岩崎隆一容疑者(51)が、最寄りの登戸駅からバスを利用する児童と同じ道で現場に向かっていたことが31日、捜査関係者などへの取材で分かった。
 道すがら児童を見掛けていたとみられるが、多くの児童が集まるスクールバスの停留所に直行、襲撃しており、神奈川県警多摩署捜査本部は、当初から大勢の殺傷を狙っていた可能性もあるとみて調べている。
 駅からスクールバスの停留所までは約500メートルあり、同小と結ぶスクールバスが毎朝、8本運行している。同小は利用する児童に、安全のため停留所までは大通りを避け、車の通行量が少ない線路沿いの道を行くよう指導していた。
 防犯カメラの映像によると、岩崎容疑者は事件発生の約5分前、同じ線路沿いの道を通り、徒歩で現場に向かった。バス待ちで並ぶ児童の後方に到達後、リュックサックから包丁を取り出し、走りながら次々と切り付けていた。捜査本部は、児童が集まっているところを確認した上で襲った疑いがあるとみている。
 事件は28日午前7時40分ごろ発生。子供を送りに来たとみられる外務省職員小山智史さん(39)と同小6年の栗林華子さん(11)が刺され死亡した。同容疑者は直後に首を切り自殺した。 

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