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【図解・社会】刑務所を脱走した平尾容疑者の足取り(2018年4月)

刑務所を脱走した平尾容疑者の足取り

刑務所脱走の男逮捕=22日ぶり、広島市内で確保-「島から泳いで渡った」

※記事などの内容は2018年4月30日掲載時のものです

 愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場から受刑中の平尾龍磨容疑者(27)が脱走した事件で、広島県警は30日、同容疑者の身柄を広島市南区の路上で確保し、単純逃走容疑で逮捕した。4月8日の逃走から22日ぶり。容疑を認めているという。
 平尾容疑者は脱走の理由について「刑務所での人間関係が嫌になった」と供述。潜伏先の広島県尾道市・向島から「泳いで本州に渡った」と話しているという。愛媛県警は身柄を今治署に移し、逃走中の足取りなどを詳しく調べる。
 今治署によると、30日午前11時25分ごろ、JR広島駅近くのネットカフェの店員から「逃走している受刑者に似た人物が店を出て行った」と110番があった。駆け付けた広島東署員が駅南側の路上で平尾容疑者を発見し、同40分ごろ取り押さえた。「平尾だ。もう逃げん」と本人が認め、指紋などが一致した。逮捕時は財布と現金2万円余りを持っていた。
 向島での逃走生活について、平尾容疑者は「空き家に潜伏していた」と説明。「空き家などにあった食料を食べた」とも供述しているという。
 平尾容疑者は4月8日午後6時ごろ、作業場を脱走。向島で逃走に使ったとみられる盗難車が見つかった。島内では9日以降、車上荒らしや現金が盗まれる事件が相次ぎ、車などから同容疑者の指紋が検出された。
 両県警は延べ約1万5000人を投入し捜索。24日には島内の防犯カメラで平尾容疑者らしき人物が確認された。同日以降、対岸まで泳いだとみられる。 

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