図解
※記事などの内容は2019年4月1日掲載時のものです
「『令』の正しい書き方は」「令和18年はR18?」-。新元号「令和」が発表された1日、インターネット上では令和の表記や読みに関して投稿が相次いだ。
ツイッターでは「手書きの時と打った時に見た目が変わるけどいいの?」「結局、令の正しい書き方は何ですか」などと困惑する声が目立った。
文化庁によると、「令」の字は、小学校で習う手書き(楷書体)と活字(明朝体)が異なる。担当者は「字形に幅のある漢字だが、どちらの表記も正しい」と話す。
高校の教科書は明朝体を採用しており、小中学校の教科書から表記が切り替わるという。同様の字に「北」「心」「女」といった漢字がある。
アルファベット表記の頭文字から令和18年が映画などの成人指定を表す「R18」となることにも話題が集中した。
昭和のS、平成のHに続く令和のRは、映画やゲームなどの年齢制限のために表示する「レーティングシステム」でも使われ、令和18年生まれとなる人を心配する書き込みが見られた。
令和の読みがチベット語で「希望」を意味するとの投稿も。ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のルントック駐日代表は「音が近い。チベット人は『希望を持ちなさい』のように子どもからお年寄りまで日常用語で『レワ』と使う。日本国民にも希望に満ちた将来がありますように」と話した。
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