図解

【図解・社会】元号に10回以上使われた上位21字(2019年3月)

元号に10回以上使われた上位21字

新元号アルファベットは「K」?=頻出上位21字から探る

※記事などの内容は2019年3月30日掲載時のものです

 新しい元号の発表まで秒読み段階に入った。248番目の元号は何になるのか。過去に使われた漢字の傾向から、事前に漏れたら差し替えるとされる新元号について探ってみた。
 これまで247個ある元号は原則2字から成るが、4字元号も五つあるため、字数は延べ504字。ただ、字の種類としては72しかない。このうち、使われた回数が29回と最も多い「永」から10回の「康」と「宝」まで、上位21字に着目すると、意外な結果が見えてきた。
 21字が使われた延べ数は365字で、全504字の7割超に達する。さらに、これらの1字以上が使われた元号を調べると、227個と92%近くを占めることが判明。裏を返せば、使われていない元号はたった20個しかなく、これら21字がいかに多用されてきたかが分かる。
 そこで、比較的簡単に調べられる21字同士を組み合わせた元号をチェックしたところ、既に138個が採用されており、同じ漢字同士のものを除くと282個がまだ使われていないことが明らかになった。
 このうち、政府が避けるとしている「明治」「大正」「昭和」「平成」のアルファベットと同じ「M」「T」「S」「H」から始まるものと、2文字目以降でこれまで使われたことがない「天」「康」の組み合わせ、さらに地名と重なるものなどを除外。すると、「嘉徳」「寛安」「文長」「永安」など、過去に選から漏れた回数が多い元号案が浮かび上がってきた。
 落選回数が40回と最も多い「嘉徳」は元号選定基準の一つ「書きやすい」がネックになるものの、アルファベットは「K」「B」「E」が多く、4月1日に脚光を浴びることがあるかもしれない。 

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