図解
※記事などの内容は2019年3月8日掲載時のものです
商品やサービスが「No.1」と表示された場合、過半数の人が好感・不快感の両方を持つことがあると考えていることが8日、市場調査会社マクロミル(東京都港区)の調べで分かった。「好感を持つ」と「不快感を持つ」の割合も拮抗(きっこう)しており、宣伝文句としては「もろ刃の剣」と言えそうだ。
調査は2月、インターネットを通じ、全国の20~69歳の男女計1000人を対象に行った。
表示への印象は「好感を持つこともあれば不快感を持つこともある」が54.1%で、「好感を持つことが多い」(16.8%)と「不快感を持つことが多い」(13.6%)がほぼ互角だった。15.5%は「特に何も感じない」と答えた。
調査では、「好印象」「悪印象」の中身をそれぞれ複数回答で質問。「好印象」では「人気がある」(27.0%)、「はやっている」(25.1%)、「期待できそう」(22.2%)が挙がる一方、「悪印象」では「信ぴょう性に欠ける」(41.6%)や「うさんくさい」(40.8%)などが目立った。
購入意欲に「影響する」と答えたのは全体では43.0%。年代別に見ると、半数を超えたのは20代(54.9%)だけで、40代(44.8%)が続いた。
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