図解
※記事などの内容は2019年1月17日掲載時のものです
気象庁は17日、鹿児島県屋久島町・口永良部島の新岳で午前9時19分ごろに噴火が発生したと発表した。気象衛星による観測では噴煙が火口の縁から6000メートルまで上がり、火砕流が火口から南西側と北西側へ約1.5キロ流れたが、集落には達しなかった。
同庁は噴火警戒レベル3(入山規制)を維持。今後も同規模の噴火が起きる可能性があるとして、火口から約2キロ以内では大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けている。
新岳では断続的に噴火が起きている。昨年8月15日に火山ガスや火山性地震の増加を受けて噴火警戒レベルを4(避難準備)に引き上げたが、同29日に3に下げていた。
2015年5月に爆発的噴火が起きた際は警戒レベルが5(避難)となり、全住民が一時、島外に避難した。
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