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【図解・社会】御嶽山噴火を受けた報告書の要点(2015年3月)

◎噴火警戒避難「計画徹底を」=自治体、気象台で協議会-中央防災会議など報告書

※記事などの内容は2015年3月26日掲載時のものです

 政府の中央防災会議の火山防災対策推進ワーキンググループは26日、自治体や気象台、消防、警察などでつくる火山ごとの「火山防災協議会」が、登山者らを含めた警戒避難計画の作成を徹底することを柱とする報告書をまとめた。57人が死亡した御嶽山の噴火を受け、検討を進めていた。噴火から27日で半年を迎える。
 火山噴火予知連絡会(事務局・気象庁)の検討会も26日、報告書を公表。「噴火速報」を導入し、5段階ある噴火警戒レベルの1の表現を「平常」から「活火山であることに留意」と改めるほか、観測機器の増強や火山専門家の育成を提言した。
 ワーキンググループ主査で予知連会長の藤井敏嗣東京大名誉教授は、報告書を山谷えり子防災担当相に提出した。藤井会長は記者会見で「防災協議会をつくっただけで物事は進まない。いつ噴火しても手遅れにならないよう、速やかに避難計画の作成などをしてほしい」と呼び掛けた。 

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