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【図解・社会】大阪で起きた地震の主な地域震度(2018年6月)

大阪で起きた地震の主な地域震度

大阪で震度6弱=9歳女児ら3人死亡-40人以上けが、交通乱れ

※記事などの内容は2018年6月18日掲載時のものです

 18日午前7時58分ごろ、大阪府北部を震源とする地震があり、大阪市北区や同府高槻市などで震度6弱、京都市などで震度5強の揺れを観測した。気象庁によると、震源の深さは13キロ、地震の規模(マグニチュード)は6.1と推定される。
 大阪府警によると、高槻市栄町の市立寿栄小学校でプールの外壁が歩道側に倒れ、下敷きとなった同小4年の女児(9)が死亡した。大阪市東淀川区上新庄では壁が崩落し、男性(80)が死亡。同府茨木市でも、男性(85)が本棚の下敷きになり死亡した。府によると、40人以上のけが人が出ている。
 政府は首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置した。大阪府は、陸上自衛隊に災害派遣を要請した。
 関西電力によると、大阪府を中心に一時、約17万戸で停電が発生したが、復旧した。福井県にある大飯、高浜、美浜の各原発に異常はない。日本原子力発電によると、同県の敦賀原発にも異常はないという。
 JR東海などによると、東海道新幹線は米原-新大阪駅間などで運転を見合わせたが、全線で再開した。山陽新幹線は新大阪-岡山駅間で運転を見合わせた。大阪メトロも一時、全線で運転を見合わせたほか、関西圏の私鉄各線が軒並み運行を停止するなどし、通勤の足に大きな影響が出た。
 気象庁の松森敏幸地震津波監視課長は記者会見し、「地殻内部で起きた直下型の地震と言える。震源のごく近くに有馬-高槻断層帯があり、その一部が動いたか今後解析する」と説明。今後約1週間は、最大6弱程度の地震に注意するよう呼び掛けた。

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