図解

【図解・社会】九州新幹線の復旧状況(2016年4月)

九州新幹線の復旧状況

九州新幹線、全線再開向け試験走行=熊本-新水俣で安全確認-交通インフラ復旧進む

※記事などの内容は2016年4月27日掲載時のものです

 九州新幹線は27日午前、熊本地震の影響で運休している熊本-新水俣間(約74キロ)で、試験走行を実施した。安全が確認されれば午後に博多-鹿児島中央間の直通運転を再開し、九州新幹線は13日ぶりに全線復旧する。
 九州自動車道も今月中に全線再開の見通しで、復興支援を後押しする重要交通インフラの復旧が進む。
 JR九州によると、試験走行は午後1時ごろまで実施。安全と判断されれば午後2時以降、全線で営業運転を再開する。通常より本数を減らし、一部区間は徐行運転する予定。
 九州新幹線は14日の地震で熊本駅近くで回送列車(6両)が脱線したほか、高架橋などで損傷が見つかり、全線で運休した。
 20日に新水俣-鹿児島中央間(約84キロ)、23日に博多-熊本間(約98キロ)で運転を再開。全長約256キロの約7割が復旧していた。熊本-新水俣間は24日に脱線車両の撤去作業を終えた。現場の線路には、車両の脱線を防ぐ装置「脱線防止ガード」が設置されていなかった。
 国土交通省などによると、現行計画では九州新幹線の上下線計約55キロのレールに沿って金属製の脱線防止ガードを取り付けることになっている。熊本地震による被害を受け、設置範囲を拡大する可能性もある。
 一方、九州自動車道は26日に嘉島ジャンクション(JCT)-八代インターチェンジ(IC)間が開通。残る植木IC-嘉島JCT間も、今月中には復旧する見通しだ。

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