図解

【図解・社会】地震による交通インフラの寸断状況(2016年4月)

地震による交通インフラの寸断状況

九州道、来週前半に部分復旧=新幹線は博多-熊本再開へ試験

※記事などの内容は2016年4月21日掲載時のものです

 熊本を中心とした地震で寸断された九州の交通網が改善してきた。国土交通省は21日、通行止めとなっている九州自動車道嘉島ジャンクション(JCT、熊本県嘉島町)-八代インターチェンジ(IC、同八代市)間について、来週前半に一般車両の通行が可能になるとの見通しを明らかにした。これにより、九州の南から熊本方面への大動脈が回復することになる。
 九州中央道嘉島JCT-小池高山IC(熊本県御船町)間も、これに合わせて通行可能とする予定。九州の北から熊本方面へは、物資輸送車両などに限って通行を認めている区間を含め、益城熊本空港ICまで既に通行できる。
 残る通行止めは、益城熊本空港IC-嘉島JCTの4キロと、大分自動車道の湯布院IC(大分県由布市)-日出JCT(同日出町)間の17キロの2区間のみとなる見込みだ。
 熊本市から南阿蘇村方面につながる地方道「グリーンロード南阿蘇」も22日午前から大型車の利用が可能になる。土砂崩落による通行止めの影響で、大型車で熊本市役所から南阿蘇村役場まで行くにはこれまで回り道を使って120キロ程度走る必要があったが、40キロ程度に短縮される。
 九州新幹線に関しても、運休している博多-新水俣間のうち、博多-熊本間で23日から試験走行が行われる見通しとなった。石井啓一国交相が21日、明らかにした。国交相は「試験走行がうまくいけばその後運行再開になると思う」と述べた。
 また国交相は、熊本港-島原港間でフェリーの運航が22日朝から1週間ぶりに再開することも明らかにした。 

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