図解

【図解・社会】はやぶさ2とは(2018年6月)

はやぶさ2とは

イオンエンジン信頼性、劇的向上=「不具合対策、やり尽くした」-はやぶさ2

※記事などの内容は2018年6月27日掲載時のものです

 初代はやぶさの航行を支えながらも、さまざまなトラブルに見舞われたイオンエンジン。「はやぶさ2」では信頼性を劇的に向上させ、約32億キロの往路をノートラブルで乗り切った。担当者は「不具合は絶対に直すという気持ちで、とことんやり尽くした。自信はあった」と満足げな表情を見せた。
 イオンエンジンは、イオン化した燃料ガスを電気の力で噴射し、推進力を得るエンジン。一度に出せる力は小さいが、効率よく長期間加速できるのが特長だ。初代はやぶさにも、はやぶさ2同様4基搭載されていたが、打ち上げ直後に1基が故障。帰路でさらに2基が故障し、帰還が危ぶまれる状況にまで追い込まれた。
 はやぶさ2では、初代機よりも出力を増やし、部品の精度を高めて信頼性も向上。打ち上げ前から実機と同じイオンエンジンを製作して2万時間もの動作試験を実施。耐久性も確認した上で打ち上げたことが、自信につながった。
 その結果、3回の長期連続運転を含む往路計6515時間の運転を無事に完了。異常を検知してエンジンが自動的に止まる頻度も初代機の約4分の1に激減した結果、地上からの監視時間も35%減らせるなど効率的な運用に貢献した。
 はやぶさ2のイオンエンジン開発責任者の西山和孝・宇宙航空研究開発機構(JAXA)准教授は「もはやイオンエンジンの実験ではなく、りゅうぐうに到達させることが任務。今後も宇宙科学のさまざまなミッションに貢献したい」と意欲を示した。

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