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【図解・社会】幼児同乗の自転車の注意点(2019年4月)

幼児同乗の自転車の注意点

幼児同乗の自転車注意=続く事故、転倒の危険大-消費者庁

※記事などの内容は2019年4月20日掲載時のものです

 4月に入り、保育園などへの送迎で幼児を自転車に同乗させる機会が増えるとして、消費者庁は転倒などに注意を呼び掛けている。幼児用座席の装着によって車体が重くなる上、幼児が動いてバランスが崩れやすくなるためだ。同庁は、ヘルメットやシートベルトの着用とともに、慎重な走行を求めている。
 消費者庁などによると、保護者らの自転車に同乗中の事故で負傷した幼児は、2007年は1804人で、以降は減少傾向が続いていた。16年には792人になったが、17年には840人と増加に転じた。11、13年には幼児2人がそれぞれ亡くなるなど、深刻な事故も後を絶たないのが現状という。
 さらに、普及が進む電動アシスト自転車では、通常の自転車に比べ急に加速するため、転倒や衝突が起きやすいとの指摘がある。消費者安全調査委員会(消費者事故調)は、幼児同乗での事故が続いているとして原因などを調べている。
 消費者庁は、事故対策として(1)ヘルメットなどを必ず着用させる(2)停車中でも、幼児を乗せたまま自転車から離れたり、目を離したりしない(3)同乗者が2人の場合は、安定度が高い後部から乗せて前部から降ろす-ことなどを挙げている。 

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