図解
※記事などの内容は2018年12月21日掲載時のものです
財務省は21日、2019年度の国債発行計画を発表した。発行総額は18年度当初計画と比べ1兆1570億円少ない148兆7286億円で5年連続の減少。このうち一般会計予算の財源不足を補う新規国債発行額は1兆324億円減の32兆6598億円と、9年連続で減額した。景気回復を前提に税収増を見込み、国債発行を抑えた。
税収などを含めた一般会計の歳入全体に占める国債発行の割合(国債依存度)は2.3ポイント減の32.2%となり、9年連続で低下する。
19年度発行総額の内訳は、新規国債のほか、過去に発行した分の償還資金に充てる借換債が103兆1404億円、財政投融資のための財投債が12兆円、東日本大震災の復興財源などに充てる復興債が9284億円。
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