図解
※記事などの内容は2017年7月24日掲載時のものです
社会資本整備審議会(国土交通相の諮問機関)の国土幹線道路部会が24日、国交省内で開かれ、長崎県の中村法道知事は現在無料区間となっている西九州自動車道の佐世保中央インターチェンジ(IC)-佐々ICについて、地元住民以外は有料とするよう提案した。
西九州道の武雄南IC-佐々ICは暫定2車線区間。このうち、一部区間で頻繁に渋滞が発生しているという。中村知事は、佐世保中央IC-佐々ICで自動料金収受システム(ETC)を活用、観光客など遠方からの利用者を対象に有料化するよう求めた。
提案に対し、委員からは「広域交通だけ料金を徴収するのは違和感がある」「技術的な検討が必要だ」などの慎重意見が出た。有料化は暫定2車線区間解消のための財源確保が目的で、中村知事は「有料事業を活用して4車線化を早期実現したい」と訴えた。
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