図解
※記事などの内容は2017年7月21日掲載時のものです
国土交通省は21日、東京・日本橋の上を走る首都高速道路の都心環状線について、一部を地下に移す方向で検討することを明らかにした。建設から50年が過ぎて老朽化が進んでおり、道路の更新に合わせて観光地として有名な日本橋周辺の景観改善につなげる。
同省によると、地下化は竹橋ジャンクション(JCT)と江戸橋JCTの約2.9キロの区間を想定。2020年東京五輪・パラリンピック後の着工を目指し、事業規模は数千億円に上るという。今後、国と東京都、首都高速道路会社の3者で費用負担の在り方やコスト縮減などの検討に入る。
石井啓一国交相は21日の閣議後の会見で、「老朽化した首都高速の更新にとどまらない、魅力ある都市景観の再生のため、都などと協力して取り組む」と強調した。
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