図解
※記事などの内容は2017年3月3日掲載時のものです
公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は3日、2016年10~12月期の運用損益が10兆4973億円の黒字になったと発表した。黒字は2四半期連続。四半期ベースで初めて10兆円を超え、過去最大となった。米大統領選で当選したトランプ氏の財政拡大政策への期待から国内外の株価が上昇し、保有株の評価益が膨らんだ。
四半期ベースの黒字額はこれまで、安倍政権の経済政策を好感し株価が上昇した13年1~3月期の7兆6273億円が最大だった。16年4~9月期は株安から2兆8596億円の赤字だったが、今回の好成績で4~12月期は7兆6378億円の大幅な黒字に転換した。
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