図解
※記事などの内容は2017年7月20日掲載時のものです
日銀は20日、最新の経済・物価情勢の展望(展望リポート)を公表し、2018年度ごろとしてきた2%の物価上昇目標の達成時期を「19年度ごろ」に先送りした。黒田東彦総裁は記者会見し、任期切れを迎える18年4月までの目標の達成断念に関して「残念だが、適切な見通しを作ることが一番大事だ」と述べた。
一方、長短金利操作を柱とする現行政策については、今回の金融政策決定会合で維持を決定。総裁は「今後とも経済・物価・金融情勢を踏まえ、必要な政策の調整を行う」と語り、粘り強く金融緩和を続ける姿勢を強調した。
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