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※記事などの内容は2018年9月28日掲載時のものです
環境省は28日、家庭から出る二酸化炭素(CO2)排出量の分析結果を発表した。特に炊飯器の保温機能を極力使わない家庭や、給湯器のリモコンの電源を小まめに切っている家庭は、そうでない家庭と消費量で大きな違いがあることが判明。同省の担当者は「意識を変えるだけでもCO2は削減できる」と話している。
同省は2017年4月~18年3月、9505世帯を対象に、月別の電気やガスなどのエネルギー使用量と、家族構成や省エネ行動などを集計した。
調査結果によると、給湯器を使用しないときにリモコンの電源を切っている家庭は、していない家庭より消費量が31.2%少なかった。炊飯器の保温機能を極力使わないようにしている家庭は、そうでない家庭より23.7%少なかった。担当者は「両方とも意外と節電効果が大きい。小まめに節電を心掛ける人ほど省エネにつながっている」としている。
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