図解
※記事などの内容は2019年2月6日掲載時のものです
日本政府観光局は20日、1月に中国から日本を訪れた人数(推計値)が75万4400人と前年同月比19.3%増加したと発表した。米中摩擦の影響で中国景気に減速感が強まり、大手百貨店では1月の免税売上高が軒並み前年割れ。訪日旅行も手控えるのではないかと懸念されたが、昨年7月以来6カ月ぶりに前年比2桁台の伸びを取り戻した。
1月の訪日客数は全体で7.5%増の268万9400人。客数上位4カ国・地域は韓国、中国、台湾、香港だった。このうち中国と台湾は増えたが、韓国と香港はそれぞれ減少した。米国が12.2%伸びるなど、欧米やオーストラリアからの客数はおおむね堅調だった。
中国からの月間訪日客数の伸び率は昨年2月から7月まで2桁台を記録。9月には日本国内で相次いだ自然災害の影響で前年割れする場面もあったが、その後は1桁台後半で推移していた。
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