図解

【図解・政治】重要法案の衆院審議時間(2018年11月)

重要法案の衆院審議時間

野党、参院でも徹底抗戦へ=対案で足並み乱れも-入管法審議

※記事などの内容は2018年11月27日掲載時のものです

 出入国管理法改正案の衆院通過について、立憲民主党など主要野党は27日、「強行的だ」(辻元清美立憲国対委員長)などと一斉に反発した。野党は審議を通じて「生煮えだ」「問題が次から次に出てくる」といった厳しい批判を浴びせており、参院でも引き続き徹底抗戦する構え。ただ、対案をめぐって主要野党の姿勢に違いがあり、足並みが乱れる可能性がある。
 辻元氏は記者団に「技能実習生の問題は引き続き実態を明らかにする」と強調。国民民主党の玉木雄一郎代表も「空前絶後の欠陥法案が通った」と指摘した。共産党の志位和夫委員長は衆院での審議時間が短いとして「国会を愚弄(ぐろう)する暴挙だ」と批判した。
 国民の榛葉賀津也参院幹事長は記者会見で「衆院では圧倒的に審議が足りていない。参院の仕事は問題点を明らかにすることだ」と強調した。野党は、山下貴司法相の問責決議案なども視野に廃案を目指す方針だ。
 ただ、今年の通常国会で、「働き方改革」関連法の採決などをめぐって立憲と当時参院野党第1党だった国民が異なる対応を取り、両党には溝が残る。入管法改正案でも、立憲が対案提出に否定的なのに対し、国民は提出を検討しながら衆院段階では見送った経緯がある。玉木氏は衆院通過後、「対案を参院(審議)の中で出したい」と表明、野党連携の行方は不透明だ。 

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