図解
※記事などの内容は2019年5月10日掲載時のものです
日本が議長国を務める20カ国・地域(G20)農相会合が11、12日の2日間、新潟市で開かれる。6月に大阪市で開かれるG20首脳会議(サミット)に向けた一連の閣僚会合の第1弾。世界の人口と食料需要の増加に対応するため、農業の生産性向上や持続可能性をどう確保していくか議論する。
農相会合の参加メンバーは、G20と招待国、関係機関を合わせ計34に上り、グローバルな農業関係会合として過去最大規模となる。輸出拡大のチャンスと捉える日本は、国産農林水産物の出展などを通じて積極的にアピールする構えだ。
吉川貴盛農林水産相は会合の合間に、米国や中国などの閣僚と会談する予定。吉川農水相は日本からの輸入規制撤廃に加えて、人には感染しないが中国などで猛威を振るう家畜伝染病「アフリカ豚コレラ」をはじめ、越境性動物疾病のまん延を防ぐための協力を呼び掛ける。
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