図解
※記事などの内容は2018年11月29日掲載時のものです
安倍晋三首相は29日、南米3カ国歴訪のため、政府専用機で羽田空港を出発した。最初の訪問国アルゼンチンで30日から始まる20カ国・地域(G20)首脳会議に出席。12月1日にロシアのプーチン大統領と会談し、懸案の北方領土問題を含む平和条約締結交渉の前進を狙う。
両首脳の会談は通算24回目。シンガポールで開いた前回会談では1956年の日ソ共同宣言を基礎に平和条約交渉を加速させることで合意した。首相は来年1月にロシアを訪れ、同6月にプーチン氏を日本に迎える予定。今回の会談では高級事務レベルによる協議の枠組みを整えたい考えだ。
出発に先立ち、首相は羽田空港で記者団に「シンガポールでの合意を踏まえ、平和条約交渉についてじっくり話し、(交渉)進展に弾みをつける会談にしたい」と意気込みを語った。
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