図解
※記事などの内容は2018年11月28日掲載時のものです
安倍晋三首相は、30日からアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで始まる20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するため、29日に日本を出発する。滞在中、トランプ米大統領、中国の習近平国家主席らとの個別会談に臨む。米中の貿易戦争が激しさを増す中、自由貿易推進に向けて参加各国の結束を呼び掛ける。
トランプ氏とは来年1月にも開始される日米貿易協定交渉や、北朝鮮の非核化をめぐり協議。習氏とも経済問題に関して意見を交わし、米中貿易摩擦の緩和を促す方針。
首相はロシアのプーチン大統領とも会談する。先のシンガポールでの首脳会談では歯舞、色丹2島引き渡しを明記した1956年の日ソ共同宣言を基礎に平和条約交渉を加速させることで一致した。来年6月のプーチン氏来日での大枠合意に向け、新たに高官級による交渉の枠組みを設置する方向だ。
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