図解

【図解・政治】自民党派閥勢力の増減(2019年8月)

自民党派閥勢力の増減

二階派独り勝ちの様相=自民、参院新人争奪戦

※記事などの内容は2019年8月9日掲載時のものです

 自民党内で、先の参院選で初当選した新人8人の争奪戦が展開されている。3人の入会が決まった二階派は独り勝ちの様相。まだ3人の入会が決まっておらず、9月の内閣改造・党役員人事をにらみ、お盆明けに改めて駆け引きが繰り広げられそうだ。
 二階俊博幹事長が率いる二階派には、北海道選挙区の岩本剛人氏、広島選挙区の河井案里氏、比例代表の宮崎雅夫氏が入会。衆院でも同派特別会員の細野豪志元環境相らが入党を目指しており、さらなる勢力拡大をもくろむ。同派幹部は二階氏の幹事長続投が懸かる人事について「メンバーの入閣を含め、期待は当然ある」と語った。
 最大派閥の細田派は、北海道選挙区でトップ当選した高橋はるみ氏を加えた。第3派閥の竹下派には、衆院から参院比例の特定枠に回った三浦靖氏が入った。
 現職4人が落選した岸田派は苦境が続く。日本薬剤師連盟が推す比例候補は宏池会(岸田派)に所属するのが通例だったが、本田顕子氏は入会を保留。岸田文雄政調会長の求心力低下は否めない。
 兵庫選挙区の加田裕之氏は、細田派入会が有力。群馬選挙区の清水真人氏をめぐっては、竹下派と二階派の間で綱引きが続いている。麻生、石破、石原各派への新規入会はなさそうだ。 

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