図解
※記事などの内容は2019年12月6日掲載時のものです
2018年の政治資金収支報告書で、安倍晋三首相の後継候補に取り沙汰される自民党の国会議員8人の収入を比較すると、岸田文雄政調会長が1億6393万円で首位だった。2位は茂木敏充外相で1億5502万円。小泉進次郎環境相が1億2600万円で続いた。
岸田氏はパーティー収入が前年比10.4%増の1億2739万円で8人中最多となる一方、個人献金が同15.8%減、企業・団体献金が同62.9%減となった。茂木氏は企業・団体献金が最も多い3948万円だった。
小泉氏は個人献金がトップの2075万円だった。18年中に五つの政治団体を新設し、計462万円を計上した。
18年9月の党総裁選で首相と争った石破茂元幹事長は1億1383万円で4位。パーティー収入を6割、個人献金を8割、それぞれ増やした。5位の菅義偉官房長官は1億1343万円で、7割近くがパーティー収入だった。
6位以下は、加藤勝信厚生労働相が1億1077万円、野田聖子元総務相が1億689万円、河野太郎防衛相が7430万円だった。
政治資金規正法に基づき、総務相や各県選挙管理委員会に届け出た「国会議員関係政治団体」を集計した。
新着
会員限定