図解
※記事などの内容は2019年7月8日掲載時のものです
衆参両院は8日、国会議員の2018年分の所得等報告書を公開した。1人当たりの平均所得は2657万円で前年の2412万円から大幅に増えた。鳩山二郎衆院議員(自民)が約16億5000万円の株式売却益を得たことが主な要因。同氏を除いた平均は2410万円で前年と比べて微減だった。
衆参別の平均は、衆院が2758万円、参院が2465万円。1億円を超えたのは3人で、いずれも自民党。鳩山氏は相続した非上場株式売却益の16億5520万円を含む17億4490万円。元栄太一郎参院議員が保有株式の売却などで4億9998万円、逢沢一郎衆院議員が3億1166万円だった。
閣僚では、平井卓也科学技術担当相が5053万円でトップ、麻生太郎副総理兼財務相が3711万円で続いた。安倍晋三首相は4028万円で、全議員の27位だった。
政党別では、全体平均を超えたのは自民のみで3016万円。国民民主党の2200万円、社民党2146万円が続いた。野党第1党の立憲民主党は2132万円で5位だった。
女性議員の平均は2083万円。トップは自民の野田聖子衆院予算委員長の3047万円で、2位が立憲の阿部知子衆院議員で2839万円、3位が自民の稲田朋美筆頭副幹事長で2740万円だった。
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