図解
※記事などの内容は2018年11月4日掲載時のものです
東京都の都心部と臨海部を結ぶ環状2号線の未開通区間約3.4キロのうち、豊洲(江東区)-築地(中央区)区間約2.8キロが4日、暫定開通した。豊洲市場周辺の渋滞緩和が期待されている。開通区間周辺では2020年東京五輪・パラリンピックの選手村が整備される予定で、五輪の幹線道路に位置付けられる。
都は当初、築地市場跡地に地下トンネルを通し、五輪までに環状2号線を全線開通させる方針だった。しかし、築地市場の移転延期に伴い着工が遅れ、地下トンネルを含む全線開通は五輪後の22年度にずれ込む。
暫定開通した道路は築地市場跡地の外縁部に整備され、築地大橋や豊洲大橋が通行可能となった。市場関係者からの要望を受け、都は10月11日の豊洲市場開場から1カ月以内での開通を目指していた。
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