図解
※記事などの内容は2019年7月22日掲載時のものです
21日投開票の参院選比例代表で、自民党の得票率は前回2016年から0.5ポイント減の35.4%だった。同党は13年参院選以来、衆参両院選の比例で30%台の得票率を維持。2番手の政党に常に10ポイント以上の差をつけ、1強ぶりを示している。結党直後の17年衆院選で19.9%を得た立憲民主党は今回、15.8%に下落した。
自民の比例得票数は約1771万票。約792万票の立憲を大きく上回ったが、投票率の低下も影響し、16年に回復した2000万票の大台を割り込んだ。
公明党も16年から約104万票減らし、約654万票だった。得票率は2回連続の下落。
初の参院選となった国民民主党は7.0%を獲得。立憲と合わせると、16年参院選で旧民進党が得た21.0%を上回った。ただ、旧民主党のピークだった09年衆院選(42.4%)と比べると、立憲、国民の合計でも依然として半分程度の水準だ。
共産党は16年参院選から1.7ポイント減の9.0%。17年衆院選で6.1%に落ち込んだ日本維新の会は9.8%へ盛り返した。
社民党は17年衆院選の1.7%から2.1%に回復し、政党要件の得票率2%を確保した。
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