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【図解・政治】文部科学省をめぐる汚職事件の構図(2019年1月)

文部科学省をめぐる汚職事件の構図

文科省前統括官、飲食認める=便宜認識は否定-JAXA接待汚職で初公判・東京地裁

※記事などの内容は2019年1月11日掲載時のものです

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の業務をめぐる接待汚職事件で、収賄罪に問われた元JAXA理事で文部科学省前国際統括官の川端和明被告(57)の初公判が11日、東京地裁(西野吾一裁判長)であった。川端被告は飲食の提供を受けたことや助言は認めたが、「職務をまげた事実は一切ない」と述べ、便宜を図った認識は否定した。
 事件では、贈賄罪で医療コンサルタント会社元役員谷口浩司被告(47)も起訴。関係者によると否認しており、公判は分離された。谷口被告は文科省前局長佐野太被告(59)=受託収賄罪で起訴=と東京医科大前理事長らの汚職事件でも、受託収賄ほう助罪で起訴されている。
 検察側冒頭陳述によると、谷口被告は2013年10月に川端被告と知り合って以降、便宜供与を受けるため接待。川端被告も飲食店を指定したり、タクシーチケットを要求したりした。「失脚したくないので会食は内密に」と口止めもした。
 川端被告は谷口被告の依頼を受け、東京医科大が宇宙飛行士の講師派遣を申請する際、書類の記載について助言したほか、JAXA担当者に口添えをしたとされる。同大は谷口被告の営業先で、検察側は「営業に有利になると認識して承諾した」とした。 

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