図解

【図解・政治】IR汚職事件をめぐる動き

IR汚職事件をめぐる動き

秋元議員を追起訴=賄賂総額760万円に―IR汚職・東京地検

※記事などの内容は2020年2月3日掲載時のものです

 カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で、東京地検特捜部は3日、中国企業側から200万円の送金や約185万円相当の供与を受けたとして、衆院議員秋元司容疑者(48)=自民離党=を収賄罪で追起訴した。起訴済み分と合わせ、賄賂総額は約760万円になった。関係者によると、秋元容疑者は否認しているという。
 起訴状などによると、秋元容疑者は2017年9月1日、中国企業「500ドットコム」側から賄賂として、自身が管理する口座に「講演料」名目で200万円の送金を受けたほか、同12月27~29日、中国・マカオのカジノ施設視察旅行の航空運賃や宿泊費など約185万円相当を同社側に負担させたとされる。
 特捜部は、視察先のカジノで使ったチップ代も賄賂に該当すると判断。マカオで同社側から受領したブランド品も追起訴の内容に含めたもようだ。
 公設秘書だった豊嶋晃弘・元政策秘書(41)も賄賂受領に共謀したとして、在宅のまま追起訴した。 
 一方、特捜部はマカオ視察に同行した自民党の白須賀貴樹衆院議員と勝沼栄明前衆院議員は立件していない。2人の旅費や宿泊費もドットコム社側が負担したが、国土交通副大臣とIR担当の内閣府副大臣を兼務した秋元容疑者と異なり、職務権限がなかったことなどを考慮。収賄罪は成立せず、共謀も認定できないと判断したとみられる。
 贈賄罪で追起訴されたのは、ドットコム社副社長を名乗っていたジェン・シー(37)、顧問だった紺野昌彦(48)、仲里勝憲(47)の各容疑者。関係者によると、3人は贈賄を認めているという。

IRをめぐる事件の構図
IR汚職をめぐる中国企業資金の流れ
IR汚職事件をめぐる動き

図解・政治

  • 政府・政局・政党
  • 財政・税制
  • 行政(金融・経済産業)
  • 行政(防災・災害)
  • 行政(安保防衛・警察治安)
  • 行政(年金・社会保障)
  • 行政(観光・運輸交通)
  • 行政(通商・農林水産)
  • 行政(資源エネルギー・環境)
  • 行政(文教・厚生労働)
  • 行政(法務・司法)
  • 外交・国際会議
  • 行政一般(都・地方・その他)
  • 選挙
  • 不正・疑惑・その他

新着

会員限定


ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ