図解
※記事などの内容は2019年9月20日掲載時のものです
【ワシントン時事】米国の北朝鮮分析サイト「38ノース」は19日、人工衛星画像に基づき、北朝鮮北西部・寧辺の核施設付近で秘密の地下施設が2カ所存在することが確認されたと発表した。ただ、地下施設が何に使われているかは不明という。米国が非核化プロセスの一環として求める寧辺への査察実現を念頭に、地下施設は「将来の査察チームの関心の対象」になると指摘した。
地下施設は核施設の東側と南東側に存在する。東側の施設は5000キロワットの黒鉛減速炉の前を流れる川の対岸に位置する。南東側の施設はトンネル入り口に送電線が引かれており、施設内で電力を使う機器が設置されている可能性がある。入り口は現在木々に覆われ、外部から確認できないようになっている。
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