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【図解・国際】北朝鮮が発射した3段式の長距離弾道ミサイル(2012年4月)

◎北朝鮮、ミサイル発射失敗=直後に分解、黄海落下-田中防衛相「日本への影響なし」

※記事などの内容は2012年4月13日掲載時のものです

 北朝鮮は13日午前7時39分ごろ、「人工衛星」の打ち上げと称して準備を進めていた長距離弾道ミサイルを発射した。北朝鮮の朝鮮中央通信は「衛星」打ち上げに失敗したと伝えた。日本の防衛省関係者は、上空約120キロまで上昇後に分解、黄海上の9カ所に落下したとみている。藤村修官房長官は記者会見で「(発射は)失敗したと判断している」と表明、田中直紀防衛相は「(日本)領域への影響は一切ない」と述べた。北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)はミサイルは「テポドン2号」と発表した。
 北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射したのは2009年4月以来3年ぶり。朝鮮中央通信は、打ち上げが行われたが、「衛星」の軌道投入に成功しなかったと報道。失敗の原因究明を進めているとしている。
 韓国国防省によると、北朝鮮は平安北道鉄山郡東倉里の発射場からミサイル1発を発射。ミサイルは1、2分程度飛行し空中で爆発、最終的に約20の破片に分離し、平沢-群山西方100~150キロの黄海の公海上に広範囲に落下した。
 日米韓はミサイル発射失敗とは関係なく、国連安全保障理事会決議違反として、安保理に提起する方針を確認。米国は2月の米朝合意で約束した北朝鮮への食料支援を凍結する構えだ。北朝鮮が反発し、さらに強硬策に出る可能性もあり、朝鮮半島情勢は一段と緊迫した局面に入りそうだ。
 ミサイルは沖縄県の石垣島など先島諸島上空の通過が予想されたことから、日本政府は、日本領域内への落下など不測の事態に備え、自衛隊のミサイル防衛(MD)システムによる迎撃態勢を取っていた。 

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