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【図解・国際】マレーシア機の撃墜地点と飛行経路(2016年9月)

マレーシア機の撃墜地点と飛行経路

マレーシア機撃墜で中間報告へ=親ロ派地域から発射か-5カ国捜査

※記事などの内容は2016年9月28日掲載時のものです

 【ブリュッセル時事】ウクライナ東部で2014年7月に起きたマレーシア航空機撃墜事件で、オランダやウクライナなど5カ国の合同捜査チームが28日、刑事事件としての立件を視野に入れた中間報告を発表する。昨年公表された事故原因に関する最終報告では実行犯は特定されておらず、今回の中間報告がどこまで踏み込めるかが焦点になる。
 英紙ガーディアン(電子版)は27日、中間報告には、マレーシア機を撃墜したロシア製の「ブク」地対空ミサイルについて「(ウクライナ東部の)親ロシア派が支配する地域から発射された」と盛り込まれる可能性が高いと報じた。また、ブクがロシアから運び込まれ、事件翌日に発射装備一式がロシアに戻された可能性があるとみて、捜査チームが調べているとガーディアンは伝えた。
 オランダ安全委員会を中心とする事故調査団は15年10月、最終報告書をまとめ、「ブクによって撃墜された」と結論付けている。ただ、ブクを発射した実行犯は特定できなかった。
 合同捜査チームを構成しているのはオランダとウクライナのほか、ベルギー、マレーシア、オーストラリア。前回の事故調査団に加わっていたロシアは、今回の捜査チームには参加していない。撃墜事件で死亡した乗客・乗員298人のうちオランダ人が3分の2を占めており、オランダが捜査を主導している。

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