図解
※記事などの内容は2019年4月17日掲載時のものです
【ジャカルタ時事】インドネシア大統領選の投票が17日午前(日本時間同)、始まった。現職のジョコ氏(57)と、陸軍特殊部隊の元司令官で最大野党グリンドラ党の党首、プラボウォ氏(67)の一騎打ちで、即日開票され大勢は夜にも判明する。
大統領の直接選挙は2004年に導入され、今回が4回目。前回14年の大統領選でも同じ2人が戦い、接戦の末、「庶民」出身のジョコ氏が53%の得票率で勝利した。
再選を目指すジョコ氏は、国内で最も強い影響力を持つイスラム団体のトップだったマアルフ氏(76)を副大統領候補に指名。これに対し、プラボウォ氏は、大手複合企業の創業者で、前ジャカルタ特別州副知事のサンディアガ氏(49)を副大統領候補に選んだ。
有力な調査機関による支持率は、一貫してジョコ氏がリードした。選挙戦終盤の12、13日の時点でも7.7~19.8ポイントの差が開いていた。
総選挙委員会によると、有権者数は約1億9300万人。当選には有効投票の過半数に加え、全34州のうち18州以上で20%以上の票を得る必要がある。
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