図解
※記事などの内容は2019年6月13日掲載時のものです
【ロンドン時事】メイ英首相の後任を決める与党・保守党の党首選で、計10人の候補を2人に絞り込むための議員投票が13日始まる。最有力のジョンソン前外相がどこまで得票を伸ばすかが注目される。
投票は党所属の下院議員313人によって行われる。得票数が17に満たない候補は落選。全候補が17票以上を獲得した場合、得票数の最も少ない候補が脱落する。
13日の第1関門を通過した候補は、18日の第2回投票に進む。得票のハードルはほぼ2倍の33に引き上げられるため、4、5人の主要候補を残し、他は姿を消す可能性がある。
さらに数回の投票を行い、20日までに候補者が2人に絞り込まれると、一般党員ら約16万人による決選投票で勝者を決める。新党首が首相の座に就くのは7月下旬の予定だ。
メイ首相が欧州連合(EU)と合意した離脱案は議会で否決され、3月末の離脱は10月末に延期された。首相は混乱の責任を取り、今月7日に党首を辞任した。
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