図解
※記事などの内容は2017年6月6日掲載時のものです
【ロンドン時事】英国の下院選(定数650)が8日に実施される。直前の3日にロンドン中心部で7人が死亡するテロが発生。英国ではこの2カ月半で3度目のテロで、欧州連合(EU)離脱問題に加え、テロ対策が急きょ焦点に浮上した。総選挙実施が決まった4月時点では、与党・保守党の圧勝が予想されていたが、最大野党・労働党の激しい追い上げが続いており、選挙結果は予断を許さない状況となっている。
調査会社ユーガブによると、支持率は保守党が42%なのに対し、労働党は38%で4ポイント差。同社は5日時点の評価として、保守党が305議席で過半数を割り込み、どの党も過半数を取れない「ハングパーラメント(宙づり議会)」になると判定した。
一方、同業のICM社は、保守党の支持率が45%で、33%の労働党に対し12ポイントの大幅リードを奪っているとの調査結果を発表。調査会社により見方が割れている。
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