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【図解・国際】英国民投票・英国のEU残留か離脱かの世論調査推移(2016年6月)

英国のEU残留か離脱かの世論調査の推移

運動大詰め、投票率がカギ=23日に英国民投票

※記事などの内容は2016年6月22日掲載時のものです

 【ロンドン時事】英国が欧州連合(EU)に残るか離脱するかを決める国民投票が23日に行われる。投票日前日となる22日、残留派、離脱派双方が大詰めの運動を繰り広げた。
 情勢は依然として五分五分の接戦が続いており、各種世論調査を集計しているウェブサイトによると、直近6回の調査の平均は20日現在、残留支持51%、離脱支持49%。投票率がカギを握るとみられる。
 残留派のキャメロン首相や離脱派のジョンソン前ロンドン市長ら大物によるメディアを舞台にした論戦や演説など「空中戦」の一方、戸別訪問や街頭でのビラ配りなど、地道な「地上戦」も各地で最後の追い込みが行われている。 
 「地上戦」の動向を調査しているノッティンガム大のケイトリン・ミラッツォ准教授(政治学)の集計によると、英全土で4月に公式に運動が始まってから16日までに9667件のイベントが開かれ、うち残留派が6割、離脱派は4割で、残留派が優勢に進めてきたという。
 同准教授は「両派による支持者の動員と投票率がカギ」と指摘。「投票率が低ければ、離脱派に有利。雨天のせいで(投票率が下がり)EUを離脱することもあり得る」と述べた。BBC放送の予報によると、ロンドンの天気は23日の日中、曇りになる。
 選挙管理委員会は21日、登録された有権者数は過去最大の約4650万人だと発表した。22日夜には最後のテレビ討論が行われる。

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