図解
※記事などの内容は2017年10月19日掲載時のものです
【北京時事】中国共産党の習近平総書記(国家主席)が唱える指導理念が「習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想」として、党規約に盛り込まれることが確実になった。中国の歴代指導者の名前を冠した思想や理念が記されているのは「毛沢東思想」と「トウ小平理論」だけ。習氏は、毛、トウに続く歴史的な指導者として、権威が確立される。
18日の党大会の開幕式で、習氏は自らの思想について、全党の「行動指針」として堅持するよう求めた。これを受け、19日付の党機関紙・人民日報によると、党序列3位の張徳江・全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員長は「習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想を貫徹する」と明言。他の最高指導部メンバーや高官も同様の発言を行った。
新着
会員限定