図解

【図解・国際】日米首脳会談の成果は?(2019年5月)

日米首脳会談の成果は?

日米貿易「8月決着」=トランプ氏、首脳会談で表明-日朝対話実現へ連携

※記事などの内容は2019年5月27日掲載時のものです

 安倍晋三首相は27日、東京・元赤坂の迎賓館で、トランプ米大統領と昼食を含めて約2時間40分会談した後、共同記者会見を行った。懸案の日米貿易協定交渉について、トランプ氏は参院選後の8月決着に意欲を表明。両首脳は議論を加速させることで一致した。北朝鮮の非核化や日本人拉致問題の進展に向けて緊密に連携することも確認した。
 日米貿易交渉をめぐり、トランプ氏は会談の冒頭で「8月に発表ができると思う」と述べた。会見では「全ての障壁を取り除くことが目標だ」と強調。焦点の農産物について、日本政府は環太平洋連携協定(TPP)と同水準の関税撤廃・引き下げが限度との立場だが、トランプ氏は「われわれはTPP水準に縛られていない」と言明した。
 これに対し、首相は「日米の信頼関係に基づき、議論を加速させる」と述べる一方、「8月決着」に関する質問には回答を避けた。
 首相は拉致問題の解決を目指して「条件を付けずに金正恩(朝鮮労働党)委員長と会って、率直に虚心坦懐(たんかい)に話をしたい」と説明。トランプ氏は「全面的に支持する。あらゆる支援を惜しまない」と確約した。トランプ氏は、北朝鮮について「非核化に向けて動くことを期待している」と語った。 

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