図解
※記事などの内容は2019年5月24日掲載時のものです
トランプ米大統領が25日午後、羽田空港着の専用機で来日する。安倍晋三首相は27日、トランプ氏と11回目となる首脳会談に臨み、北朝鮮の非核化や拉致問題について現在の対話路線を続けながら連携して進展を図る方針を打ち出す。懸案の貿易分野ではトランプ氏の出方が焦点だ。
首相は24日、来日中のボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)と首相官邸で会い、「同盟関係を一層強化していきたい」と表明。ボルトン氏はこの後、記者団に「大統領は良き友人である首相に会い、広範で重要な事項について生産的な議論をすることを心待ちにしている」と語った。
日米両首脳は27日午前から、東京・元赤坂の迎賓館で会談し、午後に共同記者会見を開く。首相は拉致問題の解決に向け、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と条件を付けずに会談する日本の方針を重ねて説明し、トランプ氏の協力を改めて要請する。停滞する米朝非核化協議をめぐっても意見を交わし、対処方針を擦り合わせる。
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