図解
※記事などの内容は2018年7月5日掲載時のものです
【ワシントン、北京時事】貿易問題をめぐり激しく対立する米国と中国は、米東部時間6日未明(日本時間同日午後)、それぞれの国からの輸入品に25%の追加関税を課す制裁措置を発動する見通しだ。両国はともに、複数回に分けて年500億ドル(約5兆5000億円)相当の輸入品に関税を上乗せする。
現時点で発動の回避に向けた具体的な動きは見られず、予定通り実施される公算が大きい。経済大国の米中が制裁と報復を繰り返せば、世界の金融市場や多国籍企業のサプライチェーン(部品供給網)などに影響が広がる恐れがありそうだ。
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