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【図解・国際】米大統領選・共和党各候補者の略歴(2012年1月)

◎経営者出身のエリート=ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事-共和党指名争い

※記事などの内容は2012年12月30日掲載時のものです

 ハーバード大法科、経営両大学院修了。投資会社経営、ソルトレークシティー冬季五輪組織委員会会長などを経て、2003~07年に北東部マサチューセッツ州知事。任期中は州財政再建に手腕を発揮した。前回の大統領選にも出馬したが、序盤戦で波に乗れず、あえなく撤退。4年間準備を重ね、満を持しての再登場だ。
 穏健派の立場を取り、知事時代に医療保険改革を手掛けた。これが歳出増に反対する保守派草の根運動「ティーパーティー(茶会)」参加者を中心に批判を浴び、常に他をリードするものの「支持率30%の壁」を超えられない一因となっている。弁は立つが、状況に応じ発言を使い分ける癖をライバル陣営に突かれ、「ぶれる男」と不名誉な異名も取った。
 米国で異端視されるモルモン教徒であることも、保守層にいまひとつ浸透しきれない背景。元ミシガン州知事の父ジョージ氏は1968年の大統領選に名乗りを上げた。2代にわたる挑戦は、年齢的にも今回がラストチャンスだ。64歳。(デモイン時事)

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