図解

【図解・国際】米大統領選・共和党各候補の支持率など(2012年1月)

◎ロムニー、サントラム両氏が接戦=初戦アイオワ党員集会-共和指名争い・米大統領選

※記事などの内容は2012年1月4日掲載時のものです

 【デモイン(米アイオワ州)時事】11月の米大統領選でオバマ大統領に挑戦する野党共和党の候補者指名獲得競争の開幕戦、中西部アイオワ州の党員集会は3日夜(日本時間4日午前)、州内約1800の投票区ごとに一斉に行われた。ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)とサントラム元上院議員(53)が大接戦を展開。最後まで予断を許さない状況だ。
 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)の速報によると、3日午後10時20分(同4日午後1時20分)現在、得票率はロムニー、サントラム両氏が24.7%で並び、わずか13票差でロムニー氏が上回っている。ポール下院議員(76)は21.1%で引き離された。 
 4位以下は13.3%のギングリッチ元下院議長(68)、10.3%のペリー・テキサス州知事(61)、5.0%のバックマン下院議員(55)、0.6%のハンツマン前駐中国大使(51)の順。
 アイオワ州に多い保守票がサントラム、ポール両氏中心に分散した結果、前例のない混戦となった。支持率の変動が激しく、12月中旬まで1桁だったサントラム氏の急上昇ぶりが特に目立っている。
 アイオワ州党員集会の結果は、その後のレース展開に大きな影響を与える見通し。全米を通じて安定した支持を得ている穏健派ロムニー氏は第2戦となる北東部ニューハンプシャー州予備選(10日)の事前世論調査では他を大きく引き離しており、アイオワ州で好結果が出れば、一気に指名獲得の可能性が高まりそうだ。
 同様に穏健派のハンツマン氏はアイオワ州党員集会を事実上棄権する形で、7人の候補者中ただ一人、年末以降もニューハンプシャー州に張り付いた。
 候補者レースはその後、南部のサウスカロライナ(21日)、フロリダ(31日)両州でそれぞれ予備選が行われ、11州の予備選・党員集会が集中する3月6日のスーパーチューズデーでヤマ場を迎える。

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