図解
※記事などの内容は2012年1月4日掲載時のものです
【デモイン時事】米大統領選の候補者選びがスタートしたアイオワ州党員集会は、好結果を残して弾みを付けたい各陣営が力を入れた。実際、ここで4位以下に終わった候補が最終的に党の候補指名を勝ち取ったケースは1回しかない。
アイオワ州の党員集会が全米の先陣を切るのが慣例化した1976年以降、現職大統領が2期目を目指した場合を除き、共和、民主両党で12回のレースが行われた。このうち、同州を1位で通過し、党の大統領候補に選ばれたのは7人。2、3位通過組は4人だ。
唯一の例外が前回の共和党候補になったマケイン上院議員。穏健派の同氏は保守的なアイオワ州で4位だったが、第2戦のニューハンプシャー州予備選に勝ち、流れを逆転した。
今回のレースに当てはめると、一時はトップに立ちながら4位に沈んだギングリッチ元下院議長は今後、厳しい戦いを強いられる。
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