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【図解・国際】米大統領選・序盤戦の勝者と最終結果(2011年12月)

◎厳しい序盤2連敗=最低1勝が目安に-米大統領選

※記事などの内容は2011年12月30日掲載時のものです

 【ワシントン時事】米共和党の各候補は、レース初戦のアイオワ州党員集会(1月3日)と第2戦のニューハンプシャー州予備選(1月10日)を重視し、テコ入れしてきた。両州のどちらかで勝てば波に乗れると計算するためだが、一方で、2連敗するとその後の逆転は難しくなる。
 アイオワ、ニューハンプシャー両州が序盤戦の舞台として定着したのは1976年。それ以降、現職大統領が出馬したケースを除き、5回の共和党レースの勝者は必ずどちらかで勝っている。
 民主党の7回のレースを含めても、両州とも勝てずに候補指名を獲得できたのは92年のクリントン元大統領だけだ。当時、同氏には「カムバック・キッド」の異名が付いた。
 同時に、保守的な土地柄のアイオワ州と穏健派の多いニューハンプシャー州はカラーが異なり、序盤を2連勝で切り抜けるのも簡単ではない。共和党に限れば、両州制覇は1人もいない。
 穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事は前回、アイオワ州を主戦場と位置付けて敗北。ニューハンプシャー州でも勝てず、あえなく撤退した苦い経験がある。今回はニューハンプシャー州に重点を置き、捲土(けんど)重来を期す。

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