図解
※記事などの内容は2011年12月30日掲載時のものです
下院共和党執行部の一員として党の立て直しに尽力し、1994年の中間選挙でマニフェスト(政策綱領)「アメリカとの契約」の策定を主導。40年ぶりの下院過半数奪還に大きく貢献し、議長就任後は当時のクリントン政権と全面対決を演じた。
ただ、妥協を排する姿勢は批判も呼び、98年の中間選挙で同党は大敗。これを機に20年の議員生活にピリオドを打った。今回、10年以上を経ての表舞台復帰。売りは経験と知名度の高さだ。
政界入り前は歴史学の大学助教授で著書も多数。知性的な発言やベテランらしい落ち着いた語り口が評価され、行き場を探し求める保守層の支持を一時集めた。ただ、過去のカネ絡みの疑惑や、2度の離婚歴をクローズアップされ、現在は支持率が下降を続ける。68歳。(デモイン時事)
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