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【図解・国際】米大統領選まで1年・米大統領選の勝敗を分ける「スイング・ステート」(2011年11月)

◎カギ握る「揺れる州」=大統領遊説も集中-米

※記事などの内容は2011年11月5日掲載時のものです

 【ワシントン時事】米大統領選の勝敗を分けるのは、選挙のたびに民主、共和両党に振れる「スイング・ステート(揺れる州)」。特に大票田であるフロリダ、オハイオ、バージニア各州が最激戦区とされ、両党が資金や運動員を集中的に投入する。
 選挙分析に定評のあるバージニア大政治センターのサバト所長は、この3州にネバダなどを加えた7州が今回の大統領選の行方を決すると予測する。同所長によると、1900年以降の28回の大統領選で、オハイオ州を制した候補が当選したケースは26回に上る。
 実際、オバマ大統領が演説などに出向くのはスイング・ステート中心。両党がそれぞれ伝統的に優勢を誇る州は、遊説先として大統領陣営はほぼ無視している。
 昨年末発表の国勢調査に基づき、大統領選の選挙人はニューヨーク州をはじめ民主党地盤の北東部で主に減少。その分、共和党が安定している南部のテキサス州などに多く割り当てられることが決まっており、結果に一定の影響を与えそうだ。

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