図解
※記事などの内容は2019年11月18日掲載時のものです
検索サービスなどを手掛けるヤフーの親会社Zホールディングス(HD)と無料通信アプリ大手のLINEは18日、経営統合することで合意したと発表した。独禁当局の審査を経て、2020年10月の統合完了を目指す。統合により利用者が1億人規模に上る国内首位のインターネットサービス企業が誕生。規模拡大やサービスの融合で、米アマゾンなど海外の巨大IT企業に対抗する。
ZHD(19年3月期)とLINE(18年12月期)の連結売上高は合計で約1兆1600億円。楽天(18年12月期、約1兆1000億円)を上回り、国内の主要ネット企業でトップとなる。両社は統合による相乗効果を追求するほか、人工知能(AI)、電子商取引、フィンテック、広告など「新規事業領域での成長を目指し投資を実行する」方針だ。
ZHDの川辺健太郎社長とLINEの出沢剛社長が18日午後5時に記者会見し、統合の狙いなどを説明する。
新着
会員限定